僕は僕を大好きなのさ

あまり自分の内面的なことについて書くのもどうかと思いつつ、少しだけお付き合いください。

(読んでくれる人はね)

ほとんどセラピーみたいな内容ですがご容赦を。


自分の色々な問題を考えてみるに、やっぱり「自己肯定感が低い」というのが一番の原因のような気がする。

これでも昔よりはマシになったはずだけど、まだまだだと思う。

年齢を重ねることで、自信がついたというよりは、どうでもいいやと思うことが多くなった、というのもある。


自己評価が低いことに関して、誰かに(例えば親とか)責任をなすりつけて、もっとこうしてくれていれば、みたいなことを思わなくもないけど、もういい大人だし、自分の問題は自分で解決しなければ仕方ない。

誰かを責めたところで過去の自分が戻る訳でもないし、大事なのはこれから。


大体世の中の人はどうやって物事を選んでいるのだろう?

どうやって自分を保っているのだろう?

経験?直感?理論?…過去の成功体験みたいなものをベースにしているのだろうか?

自分の場合はと考えてみると、重要な選択は、必要に迫られて、みたいなことが多い。

つまり、このままでは良くない、とか、どうしても嫌だ、とかそういう理由。

結構衝動的な部分があるので、その辺は課題だと思っている。


失敗が怖い、傷つきたくない、馬鹿にされたくない、嫌われたくない…決断や選択にはいつもそういう思いがつきまとう。

特に他人が絡んでくるとそういうことを考えてしまい、ついできるだけ自分は選ばないような(つまり他人に選んでもらう)方向に仕向けてしまう。

バシバシ自分で決めて「俺についてこい」みたいなタイプに憧れはないけど、少し羨ましいなとは感じる。


「自己肯定感を高める方法」で、「なりたい自分」をリストアップしてそれを目指す、みたいなのを見たことがあるけど、そもそも「なりたい自分」って?と考え始めると止まらなくなってしまう。

例えば「やさしい人になりたい」なら、そもそも「やさしさ」とは?みたいな所からわからなくなる。

それはとても難しい問題で、一朝一夕には答えがでない。

そもそも世の中には正解のあるものの方が少ないので、自分で自分なりの答えを見出さなければならないし、総じて人が生きる上で重要な問題というのはそういう類のものが多いように思う。

結局それぞれの時点でよりベターと思われる方を、経験や論理や諸々と照らし合わせながら選択していくしかないのかもしれない。

でもそれってやっぱり難しいなと思う。


決断を恐れない人、というのは、失敗を恐れない人、とも言えるかもしれない。

つまり自己肯定感が高い人。

自分が他者から否定されても、自分の存在をで自分を否定しない人。


だけど僕はいきなりそんな風にはなれないので、少しずつ決断の痛みに馴れ、それでも大丈夫だと確かめながらやっていくしかない。

世の中のほとんどは失敗の連続で、うまくいかないのは世の常だ、と頭では考えていても、やっぱりなかなか勇気というのは出ないもので。

へっぽこでもチャレンジすることに意味があるのだと言い聞かせながら何事もやっていきたいものだと思います。

怪 楽 庵 web

宅録ユニット・怪しからんの運営する、たのしいWebサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000